CPUクロック表示アクセサリ CPUCLK version1.50 Copyright(C) Hiroki Nakayama 1998-2000. All right reserved. ◆◆◆◆ CPUCLKのアウトライン ◆◆◆◆ CPUCLKは、Pentium以降のCPUに内蔵されているTime Stamp Counter (TSC) を利用して CPUクロック周波数をMHz単位で表示するデスクトップアクセサリです。  たいていの方は、自分のCPUのクロック周波数くらいわかっていると思いますので、 たいして役には立つアクセサリではありません!(^_^;) 単なる「おもちゃ」です。  でも私は仕事がら、何台もの色々な速度のパソコンで同時に動作テストを行う事が あるため、こんなモノがあると便利だと思い作ってみました。 セブンセグメント (いわゆる"デジタル文字")の数字が意外にも愛らしく描けたので、フリーソフトウェ アとして公開する事にしました。  色や大きさも変えられますので、デスクトップのマスコットとして使ってやって下さ い。  「おもちゃ」のわりには、意外に正確なCPUクロック周波数を表示出来ます。パワー マネージメントなどでCPUクロックが動的に変われば、表示もきちんとついてくると思 います。 最近のThinkPadシリーズなどのように、常にCPUクロックが変動しているパソコンの場合、「バーメーター」を表示させておく事で、CPUクロックの変動が見えて 面白いかもしれません。 また、オーバークロックの実験をされている場合などには、 それなりに役に立つ事と思います。  ただし、別のアプリケーションが高い優先順位で仕事を行っている時、キーボードを 連打した時、マウスを大きく振った時などには不安定な値を表示する場合もあります。 これは、マイクロソフト社によるWindowsシステム内部のソフトウェアが、非常にお粗末 な作りになっているためです。 ◆◆◆◆ CPUCLKの動作に必要な環境 ◆◆◆◆  ・パソコン 機種依存無し  ・CPU  RDTSCという命令をサポートしているCPUが必須      (IntelのPentium/Pro/II/III CerelonはすべてOK)      おそらく486系のCPUでは動作不可能      CyrixやAMDなどの互換CPUでも、大抵は動作するようです  もし不幸にもTSCを内蔵していないCPUをお使いの場合には、その旨が表示されて CPUCLKは起動しません。  ・OS  Windows95/98/ME/NT4.0/2000で動作確認済み      Windows3.1では動作不可能 ◆◆◆◆ CPUCLKの使い方 ◆◆◆◆ CPUCLK.EXEを実行して下さい。  初回起動時に、いくつかのアドバイスが表示さます。  アドバイスの最後に作者の免責に同意するかどうか尋ねてきます。同意される場合は 「はい」を選んで下さい。 同意されない方には CPUCLK はご利用頂けません。  1秒ほどでCPUクロック周波数がMHz単位でデジタル表示されます。 デスクトップ の利用可能面積を少しでも広くとるために、CPUCLKからはタイトルバーもメニューバー も取り去ってしまいました。 ただ数字が表示されるだけです。   **** 主な操作 **** 1)通常のウィンドウと同様に、ウィンドウの角や辺をマウスでドラッグすればサイズ を変更出来ます。 2)タイトルバーが無い代わりに、クライアント領域(デジタル数字部分)でポイント してドラッグすれば移動が出来ます。 3)左ボタンのダブルクリックでポップアップメニューが開きます。 右ボタンのクリ ックや、エスケープキー、スペースキーでもメニューをポップアップ出来ます。  この3つの動作で、タイトルバーとメニューを持つ一般的なウィンドウとほぼ同等の 操作性が得られます。操作に慣れてくると、一般のウィンドウよりもこちらの方が快適 だったりします。   **** ポップアップメニューの内容 **** [常に手前に表示(T)]  チェックすると、CPUCLKが他のウィンドウの下に隠れる事が無くなります。 [タスクバーに表示しない(D)]  チェックすると、Windowsのタスクバーあるいは ALT + TAB を押すと現れるタスク リストにCPUCLKが表示されなくなります。 [数字の色(F)...]  数字の色を選択します。 [背景の色(B)...]  背景の色を選択します。 [更新間隔(R)]  どのくらいの間隔でCPUクロックの計測と表示の更新を行うかを指定します。  通常は[1秒]でOKです。 [バーメーター(M)(動的クロック向け)]  チェックするとクロック周波数の数字の下にバーメーターが表示されます。  最近のThinkPadシリーズなど、CPUクロックが随時変動しているパソコンでは、 これをチェックし、更に[更新間隔(R)]を0.1秒程度にしておく事で、CPUクロックの 変動を目で確認する事が出来て面白いと思います。 [CPU情報(I)...]  CPUから直接取得した情報などを表示します。 [Windows起動時に常駐]  Windows起動時に自動的にCPUCLKが起動するようになります。 [アンインストール(&U)]  Windowsのレジストリデータベースから、CPUCLKに関する情報を削除します。  この機能はいずれのファイルも削除しませんので、CPUCLK.EXEはご自分でゴミ箱に 捨てて下さい。 [CPUCLKの説明(&H)]  CPUCLKに関する簡単な説明を表示します。 [閉じる(&X)]  CPUCLKを終了します。 ◆◆◆◆ CPUCLKの取り扱い ◆◆◆◆ ・CPUCLKはフリーソフトウェアです。 作者の免責に同意していただければ、どなたで も無料で無期限に利用できます。 ・インターネットやBBSへの転載、書籍や商品への収録など、ご自由に行って下 さい。その際、作者への連絡など特に必要ありません。 ◆◆◆◆ CPUCLKの技術情報 ◆◆◆◆ ・Pentium以降のCPUには、タイムスタンプカウンターというものが内蔵されており、 ソフトウェアから読み出す事が出来ます。 (一部の486CPUもサポートしているよ うです)  このカウンターは、CPUがリセット(もしくは電源On)されてから、CPU内部クロック 周波数単位で何ステップ経過したかを単純にカウントしているものです。  例えば、Pentium-133MHzの場合は、1/133,000,000秒で1つずつ増えていく時計とい う事になります。 ・CPUCLKは約1秒に1回(Ver1.5以降では間隔を変更可能)、このカウンタの増分値と Windowsが返すタイマーの増分値からクロック周波数を計算し、十万の位を四捨五入し てMHz単位で表示しているだけです。 これはIntel社が推奨している方法であり、 通常の使用状態ではこれだけでほぼ正確なクロック周波数を知る事ができます。  ただし、Windowsのタイマー機能はいい加減に作られている部分が多く、CPUが忙しい 時などは不正確な値を返すようになり、CPUCLKの表示も不安定になってしまう場合もあ るかもしれません。 ・CPUCLKは終了時にレジストリキー "HKEY_CURRENT_USER\Software\AZARASHI\CPUCLK" に情報を記録します。記録される内容はウィンドウの位置やサイズ、色情報などの一般 的なものです。 レジストリエディタで内容を見て意味がわかる方は、勝手に編集して しまってもかまいません。  また、「Windows起動時に常駐(S)」を選ぶと、 "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run"キーに "CPUCLK=x:\xxxx\CPUCLK.EXE" を書き込みます。"x:\xxxx\"の部分はもちろんフルパス です。常駐を解除すればこの項目が削除されます。  ポップアップメニューから「アンインストール」を選べば、CPUCLK自身がこれらの キーや値を削除してから終了します。CPUCLK.EXE自身や、自分で作ったショートカット アイコンはゴミ箱に捨てて下さい。 ・CPUCLKの表示する日本語文字は、すべてリソース形式で格納されています。 EXEファイルのリソース書き換えが行える方は、すべてのメッセージを変更出来ますの で、各国語対応版に改変する事も可能です。 ただし、改変したファイルの再配布は 無断で行わないで下さい。 改変したファイルを再配布されようとする場合には、 必ず作者に許可をとって下さい。 ◆◆◆◆ CPUCLKのバージョンアップ履歴 ◆◆◆◆ Version1.00  初期公開バージョン Version1.10 ・サスペンドからのレジューム時に変なクロックが表示される場合があったので改良。 Version1.20 ・「CPU情報」で、MMXをサポートしていないCPUなのに「MMX Supported」と表示されて しまう場合があった点を修正。 Version1.30 ・英語文字列リソースを追加。(日本語版以外のWindowsに対応) Version1.50 ・CPUクロック検出〜表示の間隔が変更出来るようになった。 ・CPUクロックの動的な変動を観察できるバーメーターが表示出来るようになった。 ・CPU情報にいくつかの項目を追加。         CPUCLK作者: 中山裕基(あざらし)           e-mai:  CPU@wg7.com   (CPUCLK関連専用アドレス)           www: http://www.wg7.com/  ※遊びで作ったソフトですのでサポートにはあまり期待しないで下さいネ(^_^;)