あざらしページWG7.COM ロゴ画像
Copyright(C) 2000 H.Nakayama
E-Mail:
aza@wg7.com

ソフトウェアシンセサイザー

 WinGrooveはソフトウェアシンセサイザーです。ソフトウェアシンセサイザーとは、

「MIDIファイル」や「MIDIメッセージ」といった形式で与えられる「演奏データ」から、人間の耳で聞く事が出来る「音声データ」を再合成するための「シンセサイザー

です。

 従来この処理は、パソコン外部に接続した外部MIDI音源モジュールや、パソコン内部に増設されたサウンドカードに搭載されているハードウェア(LSI)の内部で行われてきました。 ソフトウェアシンセサイザーの場合、この処理をソフトウェアのみで行いますので、WAVE音声を再生出来るパソコンさえあれば、他にMIDI対応の機器を追加する事なく、そのままMIDI演奏が楽しめるようになります。

演奏データから、音声データを再合成する」

と述べましたが、この仕事はちょうど、

一枚の楽譜を見て、その演奏をとして観客に聞かせる」

という事と似た仕事です。

 楽譜には、例えば

「ピアノでド・ミ・ソ・を鳴らして、同時にシンバルを一発鳴らせ・・・」

などといった情報が記述されますが、

「どの様な音が出るピアノを準備すれば良いのか・・・グランドピアノか、電気ピアノか、それともオモチャのピアノなのか・・・」

といった選択は、指揮者や演奏者に任される事になります。 もし楽曲や演奏テクニックが完璧であっても、演奏者が持参したピアノやシンバルが酷い安物だったりすると、演奏はぶち壊しになる事でしょう。

 次の小さな演奏サンプルをお聞きいただければ、これがどういう事か、すぐにおわかり頂けると思います。

使用音源

音源の価格

1 サンプルMIDIファイル再生ボタン画像現在お使いのパソコンに実装されているMIDI音源の演奏
  (パソコンにMIDI音源が組み込まれていない場合は鳴りません)
既に導入済みなので無料
2 サンプルWAVEファイル再生ボタン画像パソコンに最初から付いていたFMシンセでの演奏 標準装備の機種なら無料
3 サンプルWAVEファイル再生ボタン画像後から買い足したサウンドカードに内蔵されているWAVEシンセの演奏 町で約1万円で購入
4 サンプルWAVEファイル再生ボタン画像Microsoft GS Wavetable SW Synthの演奏 最新のWindowsには標準添付
(運が良いと組み込まれるようです)
5 サンプルWAVEファイル再生ボタン画像WinGrooveの演奏 シェアウェアで
2千円
1 はMIDIファイル
2〜5 は 1 のMIDIファイルを各MIDI音源で演奏した結果を録音した33KHz/Mono/ADPCM形式のWAVEファイルで、サイズは約130KB (DL時間は、 28.8Kbpsなら約45秒 / 64Kbpsなら約20秒)
 


 WinGrooveは、自分自身で数百の楽器音の音声データを持っており、それらを合成しながら演奏を行います。

 通常、数百もの楽器の音声データを集めた場合、その容量は数メガバイトから数十メガバイトに達し、とてもパソコンで手軽に扱える量ではなくなってしまいます。 かといって、パソコンで扱い易い様に小さな容量にすればする程、楽器のリアルさや迫力は失われ、貧弱な音になってしまいます。

 しかしWinGrooveの持つ音声データは、デジタルサウンドクリエータ「あざらし」の手により様々な加工が施され、楽器の音のリアルさや迫力を失う事なく、約1メガバイトという非常に小さな容量にまで高密度化されています。
(ちなみに、上記の「後から買い足したサウンドカードに内蔵されているWAVEシンセ」は、2メガバイトの楽器音データを専用メモリに内蔵しています)


ソフトウェアシンセサイザーがシステムに発生させる負荷

 一般にソフトウェアシンセサイザーは「重たい」と言われてます。 WinGrooveの場合はどうでしょうか?

 音声合成処理をソフトウェアのみで行わなければいけない為、専用のハードウェアを追加して処理させた場合に比べると、確かに処理は重たくなってしまいます。

 しかし、WinGrooveは少しで軽く動作させるために、いくつもの種類のCPUそれぞれに専用に最適化された処理モジュールを複数内蔵しています。 インストール時や「WGセットアップ」にある「再計測」ボタンを押すと、それら複数の処理モジュールの中から、実行しているパソコンで最も高速に動作可能なモジュールを自動選択します。 この機能により、他のソフトウェアシンセサイザー製品に比べても「軽い」動作を実現しています。

 一般的に普及している、代表的なソフトウェアシンセサイザーの負荷を計測してみました。

計測環境:

MB: ASUS-P2L97
CPU: Intel Pentium-II 333MHz
サウンドカード: Creative Sound Blaster AWE64 Gold
OS: Windows95 OSR-2

計測方法:

WindowsのMIDIデバイスの発音テストを行える KenBan.EXE を起動し、ソフトウェアシンセに動作を開始させる。
何も発音していない状態、16音を同時に発音している状態、それぞれの場合にCPUにかかっている負荷をWindowsに添付さている「システムモニター」で計測する。

ソフトウェアシンセの設定:

すべてのソフトウェアシンセは、「44KHz、ステレオ、リバーブ=オン、コーラス=オン」に設定。
また、「ディレイ」「フィルタ」「バリエーション」等、各シンセに固有の機能はすべてオフにする。

結果:

ソフトウェアシンセの種類 無音時の負荷 16音発音時の負荷
R社製88型ソフトシンセ 13% 25%
Y社製50型ソフトシンセ 7% 17%
WinGroove 5% 15%

16音発音計測の画面スナップ

 通常、ポップス系のバンド演奏では、一時的に同時発音数が16音を越える事は良くありますが、16音以上が長時間に渡ってずっと発音し続ける事は比較的まれです。 仮にもし16音同時発音した状態がずっと続いたとしても、WinGrooveならば、残り85%のCPU時間(このパソコンの場合はPentium-II 280MHz相当)が残っていますので、MIDI演奏以外の処理も、さほど重たくならずに済みます。

 

あざらしページWG7.COM ロゴ画像
Copyright(C) 2000 H.Nakayama
E-Mail:
aza@wg7.com